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あったら良いな!こんな空き家補助金                    

 


 

参加型ブログ

「あったら良いな!こんな空き家補助金!!」

と思う補助金ってどんなものがある?

 

空き家って、「売る・貸す」が出来ない理由があるから『空き家』になるんです(←私の口癖)

その理由の一つに「お金がかかるから」があります。

純粋に「かけるお金がない」という人もおられますし、「何も生み出さないものにお金をかける気になれない」 「お金をかけるくらいなら放っておいた方が良い」といった方もおられます。

そんな空き家対策のために、空き家に対する補助金を出している自治体は数多くあります。
でも、だいたいパターンが決まっているんですよね。

 
・借りる人向け ⇒リフォーム補助金 50万円 3年以上住む意思のある方
・所有者向け    ⇒リフォーム補助金 50万円 3年以上空き家の物件
・所有者向け    ⇒荷物の撤去費 限度額5万円
 

こんな感じです。圧倒的に多いのが、補修費の補助金です。

 
そんな中、滋賀県甲賀市ではユニークな補助金が出来ました。(平成29年5月時点)
 

・現代版忍者屋敷リフォーム事業

空き家・空き店舗の有効活用、既存店舗の活性化を促進するため、店舗利用目的で忍者屋敷風にリフォーム工事をおこなうものに対する補助金 限度額80万円

忍者の町、甲賀市ならではの補助金ですね。完璧な忍者屋敷にしなくても、忍者屋敷風リフォームをすれば良いらしく、ハードルはそれほど高くなさそうです。


 

こういった店舗向けで面白い補助金もあるのですが、空き家を店舗にする方は一部分で、住居用にする方も多くおられます。
しかし、古い家・数年空き家だった家をリフォームするには数百万のお金がかかります。
限度額3~50万円では、なかなか空き家対策は進まないんじゃないかと感じます。
しかもそれ以前に、荷物・相続・ど田舎過ぎるなど、リフォーム以外で困っている所有者様も多くおられるはずです。

 
そこで!こんな補助金があればきっと空き家対策に役に立つ!!という

「あったら良いな!空き家補助金」ってどんなものが思いつきますか?

常識にとらわれないざっくばらんなご意見を聞かせてください!!
 

「こんな使い方をする人に対する補助金」とか、「こんな人対象の補助金」「〇〇してくれる人には出す補助金」など、なんでもOKです。
ちなみに・・・わたくし”こあき屋吉田”が思う、「あったら良いな!空き家補助金」はこんな感じです。

・土地の権利関係をスッキリ解決させる「登記簿謄本スッキリ補助金」

空き家になる理由の一つとして、所有者の登記が数十年前のままになっていて、相続問題とかも絡んでそのままでは売るも貸すも出来ない!ってケースがあります。
司法書士さんとかに調べてもらってスッキリさせるのですが、相続人が複数いたり、聞いたことない人が登記簿に書かれたりしてると、すごく複雑で時間もお金もかかります。
しかも、司法書士さんとか弁護士さんに依頼するときって、すごい費用がかかってしまいそうで、気合入れないとなかなか連絡出来ないという人も多いはず。
そんな人も、この補助金があれば安心して土地の権利関係をスッキリさせることが出来ます。
空き家になっている理由がなくなれば、次のステップに進めることができると思います。


 

もう一つは
・遺品整理補助金

上記に「荷物の撤去費 限度額5万円」の補助金を紹介しました。
しかし、古い家の荷物を処分するのに、5万円では到底足りません。
昭和初期生まれの方は、特に物を捨てられない世代なので、使ってないものがゴロゴロと出てきます。
遺品の整理をする作業も、情が入るご遺族ではなかなか出来ないものです。
一戸建てを遺品整理業者に依頼し、不用品も処分してもらうと、20~80万くらいの費用がかかります。
ただ、高いからと言って、自分で全ての不用品を市のクリーンセンターに持ち込むなんて、普通の人には出来ないくらいの大仕事です。
そんな方への補助金として、遺品整理補助金があれば、次のステップに進めることができると思います。

私が考えると、どうしても現実的な意見になってしまいます。

みなさまが思う補助金があれば、ぜひお聞かせください。


  • この記事を書いた人

  • 吉田健太郎

  • 生まれも育ちも大阪。元賃貸仲介会社勤務。湖南市に移住し、空き家問題解決と地域活性の両方を実現すべく『こあき屋』を立ち上げる。歴史と自然好き

  • http://konanokoshi.wix.com/konan-okoshi